安楽寿院
北向不動院の東の入口から出て東へ進んだ所に「白河法皇・鳥羽法皇 院政之地」の石碑が建立されています。白河天皇は応徳3年(1086)11月に実子である8歳の善仁親王(第73代・堀河天皇)を皇太子に立て、即日譲位しました。 白河上皇は幼帝を後見するために自ら政務を執り、これが院政の始まりとされています。...
View Article皇大神宮(内宮)
伊勢神宮へは昨年、バスツアーで二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)→豊受大神宮(外宮)→皇大神宮と巡りました。 もう少し深く伊勢市を巡りたいとの思いで、春の青春18きっぷの1回目を使用し、京都駅発5:49の米原行に乗車しました。 6:12に草津駅着き草津線に乗り換えますが、その時間は2分しかありません。...
View Article猿田彦神社
内宮からバス道(伊勢街道)を北へと進み、「宇治浦田町」の信号を左折した先に猿田彦神社があります。 内宮から徒歩約15分の距離です。境内に入った右側に佐瑠女神社(さるめじんじゃ)があり、天宇受賣命(あめのうづめのみこと)が祀られています。...
View Article月讀宮
猿田彦神社から南勢バイパスを北東方向に20分弱歩いた所に月讀宮(つきよみのみや)があります。 皇大神宮の別宮で、別宮としては荒祭宮(あらまつりのみや)に次ぐ順位で、内宮宮域外の別宮としては最高位の別宮です。 古くは天皇の勅書により、後には官符をもって宮号を宣下された神社のみが宮号を称しました。...
View Article倭姫宮
月讀宮から西北方向に進むと、御幸道路の先に大鳥居が聳えています。 平成5年(1993)に鋼鉄製で建立されたもので、高さ22.7m・幅19mあります。大鳥居をくぐった先の右側に神宮文庫があります。 神宮文庫は伊勢神宮が運営する図書館で、明治40年(1907)に設立されました。 明治42年(1909)5月、伊勢神宮周辺の整備を目的として倉田山に神宮徴古館(じんぐうちょうこかん)が建設されました。...
View Article豊受大神宮~月夜見宮
県道37号線を北上し、突き当りを左折して県道22号線を西へと進みます。 左側に日蓮上人の誓願霊場があります。かって、この地に「常明寺」があり、日蓮上人は寺に百日間籠もり、井戸の水をかぶって身を浄め、伊勢神宮に百日参りされたと伝わります。 明治の廃仏毀釈で「常明寺」は廃寺となりましたが、境内は整備され「誓願の井戸」が残されています。...
View Article太江寺
14:12に二見浦駅に着きましたが、今回は二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)へは向かいません。国道42号線を歩いたのですが、レストランが気になります。 伊勢市駅のホームで弁当を食べたのですが、空腹が満たされず、二度目の昼食をとりました。 ついでにビールも...元気を取り戻して国道を進み、正覚寺の角を右折して南へ進んで行くと、コミュニティセンターの建物前に猿田彦石があります。...
View Article浄土寺
春の青春18きっぷの2回目を使い兵庫県小野市にある浄土寺へ向かいました。 京都駅発6:08の快速・網干行に乗車し、大阪で6:51発の新快速・姫路行に乗り換えます。 7:44に加古川駅に着き、加古川線に乗り換え、8:00発の西脇市行に乗車し、8:26に粟生(あお)駅に到着しました。...
View Article石薬師寺
京都駅発5:49の長浜行に乗車し、草津発6:14の柘植行に乗り換えます。 7:04に柘植駅に到着し、7:09発の亀山行に乗り換え、亀山で7:37発の名古屋行に乗り換えます。 7:45に加佐登駅に着き、徒歩で石薬師寺へ向かいます。かっての東海道だったようで、石薬師寺宿の一里塚があります。...
View Article四天王寺
10:27に快速・みえ鳥羽行で津駅に到着しました。 端は伊勢鉄道のホームになっています。駅から南へ20分弱歩いた所に四天王寺があり、山号を塔世山と号する曹洞宗の寺院で、西国四十九薬師霊場・第34番札所となっています。山門の北側に鐘楼門があります。鐘楼門へと入った所に松尾芭蕉の文塚があります。 文塚は句碑に先行する芭蕉の追善碑です。...
View Article丹生神社と神宮寺
11:58に多気駅に着いたのですが、バスの発車は13:40です。 駅前の食堂で昼食を取ってもまだ時間が余っていましたので、佐奈川桜堤公園まで往復することにしました。公園の手前にある民家ではベランダで「ガメラ」が飼われていました...?。公園の桜の木はまだ若木で、少々期待外れでしたが、今年一番の花見を楽しみました。多気駅まで戻って町営バスに乗り、丹生大師前で下車した直ぐの所に丹生神社があります。...
View Article道成寺
春の青春18きっぷ第4回目は道成寺~禅林寺への巡礼に決定しました。 京阪電車で京橋まで行き、JR京橋5:56発海南行に乗車、海南駅に7:55に到着しました。海南で8:21発の紀伊田辺行に乗り換えます。9:13に道成寺駅に到着し、駅前の道路を西に進むと突き当りに道成寺の石標が建立されています。向きを北に変え、10分足らず歩いた所に道成寺があります。...
View Article藤白神社
海南駅の西口前から県道135号線を南へ進み、紀勢線の下をくぐった先に藤白神社があり、神仏霊場・第7番札所となっています。 途中で弁当を食べたりして12:45に神社への石段下に到着しました。 石段を上って行くと鳥居が建っています。鳥居をくぐった所に松尾芭蕉の藤塚があります。 「藤の実は 俳諧にせん 花の跡」と詠んだ前書きに「彼の藤白み坂といひけん花は宗祇のむかしに匂ひて」とあります。...
View Article鈴木屋敷跡~浄土寺
藤白神社から北へと進んだ所に鈴木屋敷跡があります。 屋敷跡は現在工事中でトタン板で覆われていました。 鈴木氏の先祖は神武東征の際、天皇に稲を献じたので「穂積」という姓を頂き、この地では稲を積み重ねたものを「すずき」と言ったことから「鈴木」になったと伝わります。 また、熊野権現の神木・ナギ枝に鈴を付けて、神武天皇一行を案内したことに由来するという説もあります。...
View Article禅林寺
少し登り坂になった桜が咲くのどかな里道を東へと進んだ所に禅林寺があり、西国薬師霊場・第12番札所となっています。禅林寺は山号を幡川山(はたがわさん)と号する高野山真言宗の寺院です。門を入った右側に手水舎があり、背後に十三仏像が祀られています。 十三仏とは冥途の裁判官である十王とその後の審理(七回忌・十三回忌・三十三回忌)を司る裁判官の本地仏です。...
View Article粉河寺
京阪電車で京橋まで行き、春の青春18きっぷ第5回目を使いJR京橋5:56発海南行に乗車、7:38に和歌山駅に到着しました。 和歌山駅で7:41発の王子行に乗り換え、8:21に粉河駅に着きました。 徒歩で粉河寺へ向かいます。 粉河寺へは昨年の4月にも訪れていますので、詳細はこちらをご覧ください。8:32に山門前の橋に着きました。 橋は聖域への入口のような気がしますが......
View Article根来寺
JR岩出駅を10:23に発車したバスは10:29に岩出図書館前に到着しました。 名残の桜が咲く街道を根来寺へと向かいます。10:40に大門に到着しました。 根来一山の総門で嘉永3年(1850)に再建され、県の文化財に指定されています。...
View Article竈山神社
和歌山電鉄のホームに入ると、「うめ星」電車が停車していました。 貴志川線開業100周年と和歌山電鐵として運行を開始してから10周年を記念して、2273Fを「うめ星電車」としてリニューアルし平成28年(2016)春から運行されています。和歌山県の特産品である南高梅から作られる「梅干し」をモチーフに、外観は深紅、内装は梅模様の座席、窓に障子をあしらうなど、和風の装いとされいます。...
View Article紀三井寺
竈山神社から約1時間歩いて15:30に紀三井寺に到着しました。 紀三井寺へは昨年の4月にも訪れていますので、詳細はこちらをご覧ください。但し、記載に誤りがありましたので訂正します。 「紀三井寺-その1」で「吉祥水」と記載していたのは誤りでした。そこで、「吉祥水」を探すことにしましたが、寺からは結構離れていました。...
View Article