和歌浦-その2(妹背山~塩竈神社)
鏡山から下山し、玉津嶋神社の東参道を経て妹背山へ向かいます。 妹背山へは、「三断橋」と名付けられた石橋を渡ります。 この「三断橋」は、中国・西湖の六橋を模したものとされ、紀州藩主・徳川頼宣によって慶安期(1648~1651)に建造されました。...
View Article和歌浦-その3(紀州東照宮~和歌浦天満宮)
不老橋から用水路沿いに紀州東照宮へ向かいます。 用水路沿いの道には姿の良い松の木が植えられています。 突き当りに紀州東照宮があります。 鳥居をくぐります。 参道には、青石が敷き詰められ、両側には家臣団が寄進した石灯籠が並んでいます。 石段の遥か上に楼門が見えます。 左側には、ゆるやかな階段の参道もあるようです。 立札の脇にある手水鉢には江戸時代の万治3年(1660)と刻まれています。...
View Article水門吹上神社~和歌山城
12:41に南海和歌山市駅に到着しました。 南へ徒歩5分ほどで水門吹上神社(みなとふきあげじんじゃ)に着きます。神社は第二次大戦で焼失し、社殿は鉄筋コンクリート造の現代的な建物になっていました。 この地は、神武天皇の兄・五瀬命(いつせのみこと)が雄叫びして崩御された「男之水門(おのみなと)」であるとされています。...
View Article粉河寺-その1
14:56にJR粉河駅に着き、駅から15分くらい歩き、朱色の短い橋を渡った先に大門が見えてきます。大門は宝永4年(1707)に建立された楼門で、国の重要文化財に指定されています。 和歌山県では、高野山・根来寺に次ぐ威容を誇る規模で、桁行は12.48m、梁間(はりま)は7.48mあります。 仏師春日(しゅんじつ)作と伝える像高5mの金剛力士像が安置されています。 大門の右側に蛭子社があります。...
View Article粉河寺-その2
中門は、棟札によれば明和年間(1764~1772)頃から着工し、天保3年(1832)に完成し、国の重要文化財に指定されています。 山号「風猛山」の扁額は紀州十代藩主徳川治宝の筆によるものです。 門には四天王像が安置され、中門といえども威風堂々とした立派な門です。...
View Article竈山(かまやま)神社
JR粉河駅を16:34に発車し、17:05に和歌山駅に到着しました。 すぐ隣に和歌山電鉄のホームがあるのですが、跨線橋の階段を上り、中央のホームへ下り、更に地下通路へ下ってようやく改札口にたどり着くことができます。 17:25に発車し、17:34に竈山駅に到着、竈山神社は南へ徒歩約10分の距離です。 少し歩いて橋を渡った先に大きな鳥居が建っています。...
View Article石山寺-その1
午前8時にバイクで石山寺の東大門前に到着しました。 東大門は、建久元年(1190)に源頼朝の寄進により建てられたとされ、国の重要文化財に指定されています。その後、慶長年間(1596~1615)に淀殿の寄進により大修理が行われました。この辺りに豊臣の家紋が残されているのですが、豊臣のたたりか?ピンボケになってしまいました。 門には仁王像が安置されています。...
View Article石山寺-その2
硅灰石の左前方に蓮如堂があります。 淀殿による慶長期(1596~1615)の境内復興の際に、三十八所権現社の拝殿として、慶長7年(1602)に建立されました。文化8年(1811)に桟瓦葺(さんかわらぶき)に改造され、明治以降は、蓮如上人六歳の遺影や遺品を祀る堂として使用されていることから蓮如堂と呼ばれるようになりました。...
View Article石山寺-その4
紫式部像から下って行った所に、無憂園 (むゆうえん)と名付けられた庭園があります。 正面に滝があり、水鳥が気持ちよさそうに泳いでいます。 庭園を左の方に進むと八大龍王社への石畳の参道があります。 鮮やかな朱塗りの鳥居をくぐります。...
View Article立木観音
石山寺から瀬田川沿いに下って行くと、瀬田川洗堰があります。 琵琶湖には、一級河川だけで118本、支川も含めると400以上もの河川が流入しているのに対し、流れ出る川は瀬田川だけでした。 そのため、大雨が降ると琵琶湖沿岸の人々が「水込み」と呼ぶ浸水被害に悩まされていました。...
View Article春日神社~奥宮神社
立木観音から瀬田川沿いに下り、南大津大橋北詰信号を通り過ぎて谷沿いの道を右折し、京滋バイパスをくぐった先で左に入ると春日神社があります。 唐破風の向拝殿 本殿は一間社流造で、覆屋に納められています。祭神は、建御雷男神(たけみかづちのおのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)、天兒屋根命(あめのこやねのみこと)、比大神(ひめのおおかみ)の春日四神と別雷命(わけいかづちのみこと)が祀られています。...
View Article岩間寺
奥宮神社から歩いて岩間寺の境内に入り、少し下った所に青龍が祀られた小さな祠があります。 祠から見上げると、満開の桜に思わず見とれてしまいました。祠の横方向に、黄色の花が目に止まり、自然の色が与えてくれる暖かさのようなものを感じます。参道へ戻り、進んだ先に八大龍王堂があります。 平成7年に再建されたもので、八大龍王が祀られています。...
View Article松尾寺(まつのおでら)
自宅を6:00に出て、バイクで国道162号線から県道16号線に入り、国道27号線を経て、9:00に松尾寺に到着しました。 当日は気温が低く、途中で3回休憩し、暖かい飲み物等で、体を温めながら行く、ちょっとつらい日になりました。仁王門は江戸時代に再建されたもので、京都府の文化財に指定されています。...
View Article杉森神社~八幡神社
松尾寺から国道27号線まで戻り、小浜方面へ向かうと県境のトンネルがあり、トンネルを越えてしばらく進んだ左側に杉森神社があります。 神仏習合の名残を示す両部鳥居(りょうぶとりい)が建っています。この神社の創建や由緒に関する詳細は不明です。 祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と大物主神(おおものぬしのかみ)です。...
View Article若狭国分寺跡~若狭姫神社
国道27号線を東に向いて走り、若狭国分のバス停で左折した先に若狭国分寺跡があり、国の史跡に指定されています。 国分寺は、奈良時代の天平13年(741)に聖武天皇が仏教による国家鎮護のため、当時の日本の60余州に建立を命じた寺院で、国分僧寺と国分尼寺があり、若狭国分寺は国分僧寺でした。 若狭国分寺の寺域は二町(約230m)四方が推定され、寺域内には若狭地方最大の径45mに及ぶ円墳があります。...
View Article若狭姫神社-その2
隋神門の先に神門があり、そしてその奥に本殿が鎮座し、いずれも県の文化財に指定されています。神門(中門)は、享和3年(1803)に、本殿は享和2年(1802)に造営されました。 祭神は豊玉姫命(とよたまひめのみこと)で、海神・大綿津見神(おおわたつみのかみ)の娘です。...
View Article若狭彦神社~鵜の瀬
15:50若狭彦神社に到着しました。 鳥居をくぐり参道を進みます。 両側に杉の大樹が聳え、二の鳥居とも考えられています。手前の石灯籠は慶応3年(1867)に奉納されたもので、右側には「金殿燈彌明」と刻まれています。...
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